BeCAT × EN TEA
糸島のポテンシャルリサーチとお茶の拠点づくり
-1st period-
BeCAT × EN TEA
糸島のポテンシャルリサーチとお茶の拠点づくり -1st period
BeCAT PROGRAMでは、2023年度の九州大学の修士課程の学生に向けた前期デザインスタジオを開講しています。
|課題概要|
本スタジオでは、世界を舞台に日本の茶文化を広める活動を展開されている EN TEA 代表の丸若祐俊氏と協同し、糸島にお茶の拠点を考えます。これは、実際に近い将来、糸島に実現することを視野に入れたプロジェクトです。
第1Qでは、前半に行うトークセッション+ブレインストーミングをもとに、糸島のポテンシャルリサーチを行います。
第2Qでは、環境的な利点を活かしたお茶の拠点とともに、循環やコミュニティなども含めた持続可能な場の提案を行います。
最後にコンペ形式で基本設計の提案を行い、セレクション会を行います。
ポテンシャルリサーチの結果報告 + 丸若さんによるお茶のレクチャー
6月18日にシェアオフィス オニトモを会場に第1Qの集大成として、ポテンシャルリサーチの結果を丸若さんに発表しました。
ポテンシャルリサーチでは、お茶に必要な気候条件を元に、環境シミュレーションを使った日射量・降水量・土質・交通・地形などを調べ、糸島全体のポテンシャルマップを作成するデジタルリサーチと、実際にその場所に足を運び、そこの景観や快適性、居心地などを元に身体で場所を探すフィジカルリサーチを2ヶ月かけて行いました。
また、あわせて丸若さんによるレクチャーを行いました。
その後、実際にそれぞれのグループが提案した糸島半島のエリアを丸若さんとともに巡りました。
海と山と街、それぞれの糸島の空気を共有することができました。
最後に、糸島内にある茶室にて、EN TEAのお茶と鈴懸さんの和菓子をいただきました。
スケジュール
1st period:2023年4月18日〜6月18日
教員と学生によるトークセッション+ブレインストーミングをもとに、糸島のポテンシャルリサーチを行いました。
4/18 スタジオガイダンス
4/25、5/2、16 トークセッション+ブレスト
5/9、23、30、6/6、13 リサーチエスキス
6/18 丸若さんレクチャー + 第1Q最終講評会
※ リサーチエスキスでは、農学部でお茶を研究している学生にも協力していただきました。
2nd period:2023年6月18日〜7月18日(予定)
環境的な利点を活かしたお茶の拠点とともに、循環やコミュニティなども含めた持続可能な場の提案を行います。