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2021春夏スタジオ
最優秀賞受賞作品
9月の完成を目指して

STUDIO

2021年度スタジオ課題
最優秀賞の住宅の工事が進んでいます

2021年度春夏スタジオでJR九州住宅とタッグを組み取り組んだ「九州の気候を活かした環境住宅をつくる」において最優秀賞を受賞した学生グループの設計した住宅が、実施設計を終え、現在建設中です。
はじめての実施設計をBeCATスタッフサポートのもと乗り越え、地鎮祭でも設計者としての役割をしっかり務めた九州大学人間環境学府空間システム専攻修士2年生の樋口紗矢さんと石本大歩さん。
上棟し、いよいよ建物の形が見えてきています。竣工は9月末を予定。完成が楽しみです。


最優秀作品「Cross Court House」

Cross Court House

可也山の壮大な景色と南側からの豊かな光と南北に抜ける風が特徴的なこの土地に,それぞれの部屋から可也山への眺望や季節ごとに変化する庭の景色を楽しめる住宅を提案します。そのために縦長の敷地に対して,南北に個性のある二つの庭を設け,それらを大きな開口で繋ぎ合わせます。その開口は室内に光や風、緑などの自然のめぐみを還元し、生活に豊かさをもたらします。


地鎮祭

地鎮祭

3月のよく晴れた日に地鎮祭がおこなわれました。設計を担当した樋口紗矢さんと石本大歩さん、BeCAT教員+スタッフ、JR九州住宅のみなさんと工事の無事を祈りました。
学生2名も正装で地鎮の儀の大役も挨拶もしっかりと務めました。

樋口紗矢さん
石本大歩くん

棟上げ

棟上げ

6月には棟上げがおこなわれ、住宅の形がしっかりとあらわれました。
設計者の2人も住宅の規模や各部屋からの眺望などをしっかりと確認し、いよいよ空間ができあがっていく実感が湧いたのではないかと思います。
他の学生も見学に訪れ、なかなかみることのできない工事途中の建物を見学することができました。


9月の完成を目指して

住宅は9月に完成予定。学生にとってはもちろん、BeCATにとっても初めての社会実装プロジェクト。建設費高騰やコロナの影響も受けながら、各方面のご協力もあり、ここまで進んできました。
設計者の一人、樋口さんはOMA NYへのインターンも控えています。石本さんも自身のBeCAT応用プログラムに取り組んでいます。BeCAT1期生の成果がひとつ形になることをうれしく思います。
現場に通い、工事にも参加している2人。完成が楽しみです。

工事風景
工事風景

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