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SPRING SCHOOL 2022
デジタル技術が建築にもたらす可能性

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Spring School 2022 デジタル技術が建築にもたらす可能性 Spring School 2022 デジタル技術が建築にもたらす可能性

「デジタル技術が建築にもたらす可能性」をテーマに、2022年3月14日から16日まで「BeCAT SPRING SCHOOL 2022」を開催しました。

BeCAT(Built Environment Center with Art and Technology)は、その名の通り「Art」と「Technology」を融合することを目指しています。多方面からの知見を統合して取り組むことが大切だと考えているBeCATは、九州の建築と都市という具体的な対象をフィールドとし、最先端の知見を統合した、実験的かつ実践的なプロジェクトを進めています。
今回、開催したスプリングスクールは、年に2回(3月と9月)行う短期スクールの一つです。九州内の他大学や一般受講者も参加でき、各回ごとに特定のテーマを決めて、広く学ぶ機会を提供しています。

BeCAT Spring School 2022

期日|2022年3月14日~16日(3日間)
会場|九州大学伊都キャンパス(14日)/九州大学大橋キャンパス(15・16日)
主催|BeCAT
共催|アジア・オセアニア研究教育機構都市クラスター、大学の世界展開力強化事業SUAE Asia、
  環境設計グローバル・ハブ
スクール参加者|44名(九州大学30名、他大学13名、一般1名)

スクールテーマは「デジタルファブリケーション施設(レーザーカッター)を使用してキャンパスに設置する複数人が憩える場所を設計する」。BeCATのオンラインから申し込んだ43名の大学生と、建築業に携わる社会人が7グループに分かれて、3日間で1/5サイズの模型を作ります。

《3月14日》
9:00…  キックオフ
9:30…  AMD Lab 藤井 章弘氏によるレクチャー
10:30…  デジタルファブリケーションを使用した作品例の紹介
11:00…  チームディスカッション
13:00…  特別講演:佐藤淳氏(東京大学准教授)によるレクチャー
     「構造デザインにおけるデジタル技術」とディスカッション *一般公開
15:00…  BeCAT応用プログラム選考会
     *大学院修士課程の学生は特定科目の単位を修得し(基礎)、プロジェクトと論文の審査を通過する(応用)ことで、それぞれのプログラム認定証が授与されます。

《3月15日》
8:30…  構造シミュレーションソフト「Karamba」のレクチャー
9:30…  デジタルファブリケーション施設の紹介
10:00…  渡辺建児氏(Syntegrate Japan)によるレクチャー
     “The practical use of computational technology in architectural design and construction”
13:00…  作業

《3月16日》
10:00…  谷口景一朗氏(東京大学特任助教/スタジオノラ)によるレクチャー
     「拡張する意思決定 シミュレーション活用の効用とは」とディスカッション
13:00…  模型作成・最終講評準備
16:30…  最終講評

 
風景
風景風景

これまでの短期スクール実績


Winter School 2020
テーマ:九州における都市・建築の環境マスタープランを考える
期日:2020年12月
参加:24名

Spring School 2021
テーマ:糸島で建築都市デザインによる環境ビジネスを考える
期日:2021年3月
参加:29名

Summer School 2021
テーマ:伝統ある糸島の酒蔵を地域の施設にコンバージョンする
期日:2021年8月
参加:39名

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