「いとしま免疫村の妄想建築」
– セミナー登壇 報告

末廣香織と百枝優が「いとしま免疫村」のセミナーに参加しました。
免疫をテーマとした妄想建築として、菌糸に着目した建築について発表しました。

3月に開催された「いとしま免疫村」のクリエイティブセミナーに、末廣香織（副センター長）と百枝優（担当教員）が登壇しました。

「いとしま免疫村」とは、免疫と健康をテーマに、サイエンスとアート、行政、市民、産業がコラボして学んだり、考えたり、生み出したりする場を創出する構想です。
当イベントは、リアルな場としての拠点をつくることを念頭においた「妄想建築の展示」とともに、発酵や細菌と私たちの健康の話、焼酎の発酵音から生まれたアートで構成されました。
今後の免疫村で展開される活動のひとつのプロトタイプとして位置付けられています。

BeCATからは、末廣香織と百枝優が「免疫をテーマに妄想した架空の建築」について発表しました。土の中の動物の巣が菌糸によって構造が成り立っていることに着目し、菌糸を土の中に張り巡らすことで建築が作れるのではないかという提案をしました。

「いとしま免疫村」拠点づくり　クリエイティブセミナー

テーマ｜発酵と免疫　健康のデザイン
開催日｜2024年 3月 16日（土）
会場｜糸島市健康福祉センター ふれあい

登壇者｜
中山二郎 / 九州大学農学研究院教授
藤枝守 / 作曲家・九州大学名誉教授
末廣香織 / 九州大学人間環境学研究院教授・建築家
百枝優 / 建築家・九州大学BeCAT担当教員
大鶴泰輔 / 糸島市経済振興部学研都市づくり課 課長
池田美奈子 / 九州大学芸術工学研究院准教授

講　演｜
「腸内フローラ 〜食と健康のインターフェース 」/ 中山二郎
「アートとしての発光 〜焼酎の発光音響による現代神楽」/藤枝守
「いとしま免疫村の妄想建築」/ 末廣香織　百枝優

協力学生｜斎藤巧（学部３年生）・碓井和佳奈（学部２年生）・菊池慎太郎（学部２年生）

報告｜BeCAT 井田久遠