BeCAT ×杉能舎「酒蔵ガルテン」見学会 開催報告
BeCAT×杉能舎「酒蔵ガルテン」見学会 開催報告
BeCAT×杉能舎酒蔵ガルテン見学会を開催しました。
BeCATのプロジェクトパートナーである杉能舎(すぎのや) は、福岡市西区元岡にある明治3年創業、150年続く元岡地域に受け継がれる老舗酒蔵です。
建物の老朽化に伴い、今後の在り方について九州大学大学院人間環境学研究院の環境をテーマにした建築研究教育センターであるBeCATに相談がありました。
2021年8月に行われたBeCATのサマースクールにて歴史ある酒蔵を地域施設へとコンバージョンするという課題に取り組んだことを発端とし、学生の提案を元に改修案が決定されました。構造補強をしながら建物をリノベーションすることで、地域に開かれた酒蔵として生まれ変わらせたプロジェクトです。3Dレーザースキャニング技術を用いて測量をし、建物の歪みのデータの収集と分析も行われました。また明治期の蔵の解体材や古材など、蔵の古道具を出来る限り使用し、歴史の変遷や、この建物に流れてきた時間を新しい建物でも感じてもらえるような設計にしています。
そんな杉能舎の新生「酒蔵ガルテン」の見学会を開催しました。

2階の天井を抜き、構造的にも建物全体を軽くし、木の立体格子をいれ、構造的にも効かせながら、大きな気積を獲得した旨を説明する設計を担当した福田哲也氏。(元設計助手)

元々は学生の提案であった、簾の案を採用し、鉄骨のブレースを外壁面に入れることで建物を構造的にも支え、縁側空間も創出しています。


今後も学生の成果を発表するサテライトキャンパスとしての活用など、さまざまな場面で、協働していきたいと思っているので、注目して頂ければと思います。
イベント名|BeCAT×杉能舎「酒蔵ガルテン」 見学会
日時 : 2026年4月24日(金) 10:00-11:30
会場 : 杉能舎(福岡市西区元岡1442)
参加者|30名
報告|BeCAT設計助手 楠元彩乃