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担当教授 吉良森子

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BeCAT Professor
MORIKO KIRA

担当教授吉良 森子

地球環境の限界を意識し、人口減少、高齢化する時代を迎えて、20世紀の成長を前提とした仕組みから先に踏み出す時が来ています。世界中で都市への人口と資本の集中が起こり、多くの人が歴史や自然からかけ離れた暮らしをする時代にあって、九州には新しい持続可能な暮らしの環境をつくるさまざまな可能性があると私は感じています。都市と歴史と自然のつながりを再発見し、新たな可能性を育みながら、成長だけを目的としない、生業と暮らしと文化と楽しみが共にある暮らし。そういう環境をつくることに少しでも貢献していくことが建築家としてのミッションだと私は思っています。
その道筋には、政府や自治体や企業が大きなビジョンを掲げることも不可欠だと思いますが、私たちが自らたくさんの小さなイニシアチブやプロジェクトを起こして、暮らしの環境をつくっていくことが持続性につながっていくと思っています。そのプロセスの中で、私たちが描くビジョンを確かなものにしていくのが建築とそれを成り立たせる仕組みです。BeCATを通して、風土と歴史のさまざまなスケールを横断しながら、ポテンシャルを発見し、展開する方法を共に模索しましょう。
PROFILE

moriko kira architect 主宰/ 明治大学特別招聘教授, 神戸芸術工科大学客員教授
1965年東京生まれ 早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修士卒業
1996年 オランダ、アムステルダムにてmoriko kira architect 設立
1998-2003年 オランダ政府国土開発環境省建築局建築士として勤務
2004-2010年アムステルダム市景観委員

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